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4.5万 回視聴 ・ 197いいね ・ 2025/05/08

 日本時間の8日未明、アメリカFRBのパウエル議長が会見を行い、「利下げは行わない」と発表しました。利下げを繰り返し要求しているトランプ大統領と対立が激化するなか、アメリカ国内ではインフレへの警戒が広がり、買いだめする動きも始まっています。

■利下げに慎重姿勢を崩さないパウエル議長

パウエル議長
「金利は据え置くこととしました」

 利下げ要求が通らなかったトランプ大統領はどう思っているのでしょうか。パウエル議長は、政策金利を据え置いた理由として何度も同じ言葉を使って説明しました。

パウエル議長
「wait and see」

 「wait and see」つまり、関税政策が物価へ与える影響を見極めるため静観するということです。

トランプ大統領
「私が頼めば、彼はすぐに辞めるでしょう」(先月17日)
「私は、彼を解任するつもりはありません」(先月22日)

 脅したり、なだめすかしたりして何度もパウエル議長に利下げを求めてきたトランプ大統領。トランプ大統領の発言は、今回の判断に影響しなかったようです。

パウエル議長
「私たちは経済指標を見て判断しています」

 利下げを急かすトランプ大統領に対し、パウエル議長は慎重な姿勢を崩しません。

■買いだめも…「物価の上昇感じる」米在住市民

 実際、市民生活では、じわじわとインフレの足音が聞こえ始めています。

ニューヨーク在住 あつこさん(46)
「結構フルストックされていますね。ちょびっとしかないのは、きょう入荷されると思います」

 アメリカで25年生活しているあつこさん。7日に訪れたのは、ニューヨークのスーパーです。野菜や飲み物や缶詰など、ぎっしりと棚に備えられていますが、少しずつ物価の上昇を感じています。

あつこさん
「野菜はそんなに値段が変わっている雰囲気はしないかな。レタスだったら2個で5ドル、ちょっと高いか。(1個)2ドルくらいで売っていたかもしれない。少しずつバナナとかが、1ドル未満で高くなってきている」

 こんな不安な情報もあります。

あつこさん
「インポート(輸入)が入ってこなかった場合は、6月とか7月に棚が空っぽになるよと盛んに言われていて。“ストックしておいた方がいいよ”とYouTubeで言っている人もいました」

 日本の食材も高くなるのではと心配しています。

あつこさん
「日本食が好きなので。日本食を食べるので。納豆を作ってみようかなとか、おコメだけは買いだめしておこうかなとか」

 すでに対策をしている人もいます。

ロサンゼルス在住 かりんさん(24)
「念のための爆買いです。爆買いまでいかないか、切れたものを買う感じです。すぐに高騰するわけではないけど、一応」

 この女性は、日本食には欠かせないものを買いだめすることにしました。

かりんさん
「ひじきとかおにぎり用ののりとか、毎日のように食べるので、取っておこうって。売り切れ続出とかしたら嫌なので、買える時に買っておこうという意識で」

 節約しようと、買うものも変えました。

かりんさん
「同じだしでも日本から輸入されたものと、アメリカで作っているだしとかもありますし。似たような味だったら、そっちにしようかなって。節約するために自炊しているのに、材料が高いと意味がないと思うので、そこをなんとかって毎日祈っています」

(「グッド!モーニング」2025年5月8日放送分より)
[テレ朝news] news.tv-asahi.co.jp/

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